「AMD、3コアプロセッサを計画中--2008年の投入を目指す」
AMDは、トリプルコアのCPUを計画中なようです。
これは、正しい判断ではないでしょう。AMDのクアッドコア(Barcelona)のダイサイズは、283平方mmと非常に巨大です。このため、歩留まりはよくないと思われます。このため、この巨大なCPUの歩留まり向上を考えると、トリプルコアは、妥当な決断でしょう。
同じようなことをしているCPUがあります。
例えば、PS3に搭載されているCell BEは、1PPEと8つSPUが搭載されていますが、PS3に搭載されているCell BEは、1つのSPUをdisableして、7SPUとして出荷されています。これは、8SPUよりも7SPUの方が、歩留まりがいいからです。
価格と性能を折り合う必要があるため、それもひとつの手段だと思います。
もし、ダイサイズが大きなクアッドコアが、トリプルコアを発売しなければ、コアが動かないものを不良とした場合、その分を上乗せして価格を高く設定しなければなりません。
ですが、コアが一つ動かないものをトリプルコアとして出荷すれば、不良とせずに販売できます。
トータルの価格を抑える事ができるでしょう。
最初、クアッドコアを購入しようかと考えていたのですが、価格が安ければ、トリプルコアを購入したいですね。
コメント