「HP、スマートフォン「iPaq 610」と「iPaq 910」を発表」
HPは、スマートフォンのiPaqを発表しました。その中で、iPaq 910は、QWERTYキーボードがあり、Windows Mobile6を採用しています。
HPは、以前からiPaqのスマートフォンを発売していますが、現状、他のスマートフォンメーカに対して優位な位置にいるわけではありません。この辺りは、サーバから、モバイルまで販売しているHPの事ですから、ビジネス向けにそれらとセット販売として売る事が、他社との差別化でしょうか。
しかし、iPaqのスマートフォンは、どれだけ売れているのでしょうか。この辺りは、情報が提供されていないので分かりませんが、iPaqのスマートフォンを販売を続ける事は、将来の布石にも必要だと思います。
Intelは、LPIA向けのCPU及びチップセットを2008年に販売します。まだ、2008年では、スマートフォンの筐体には入れる事ができないと思いますが、将来において、スマートフォンにx86が乗る事は不可能では無いでしょう。
そうなった場合、x86を多く扱っているHPが、スマートフォンを販売しない理由はありませんし、PDAの有名なブランドであるiPaqを全面に推し進めるのは、正しい戦略だと思います。
とりあえずは、HPには、iPaqのスマートフォンを、日本でも販売して欲しいものです。
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