「IDF Fall 2007 - Nehalem / PCI Express Update」
大原氏が書いているIDF 2007 FallのNehalemの記事です。
注目点を上げると以下の通りです。
・Native 8coreは、45nmでありえないと予想している(同意)
・Nehalemのコアのサイズを4.1mm×7.7mmで31.6平方mmだと予想しています。
・Nehalemの構成を示している(上がメモコンで、横がQPIと予想している)(やっぱり上はメモコンだよね)
・まだ良く分かっていないキャッシュ(ダイの下部)をL3と予想している
・32nmで8コアになった時に、メモリのチャンネル数は、4つになると予想している
非常に興味深いのが、ダイの下部にあるキャッシュと思われる箇所を、L3と予想しているところです。Nehalemのキャッシュに関しては、今のところ良く分かっていません。後藤氏も、この辺りは、何か掴んでいるようですが、確証がないのかお茶を濁した表現をしています。
普通に考えると、L2だと思うのですが、どうもキャッシュは、ちょっと違う構成のようですし、それがNehalemの特徴の一つなのかもしれません。
もしかして、キャッシュが、6トランジスタよりも少なく実現できるタイプでしょうか。それならば、キャッシュが占めるトランジスタ数とダイサイズは、現在のCPUとは、まったく違ってしまいます。
この情報は、来年のIDF 2008 Spring(Shanghai)まで、公開されないのでしょうね。
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