「いよいよベールを脱ぐIntelの次期CPU「Nehalem」」
今のところ、Nehalemに関する情報は、それほど出ていません。
しかし、サンプルが、第4四半期に出荷されるようです。そうなると、出荷は、予定通り2008年の第4四半期になるでしょうか。開発コードの種類は、以下のようです。
マルチプロセッサ版:Beckton
デュアルプロセッサ版:Gainestown
シングルプロセッサ版:Bloomfield
バリュー版:Havendale or Lynfield
まだ、Nehalemの改良に関しては、まだ漏れてきていないようです。今週末に行われるIntel Developer Forumで発表されるのでしょうか。サンプルも提供できそうならば、そうなりそうですね。
CPUのI/O周りであるCSIが、「Intel QuickPath interconnect」の名称になるようで、転送速度が、25.6GB/sになるようです。この速度は、両方向分なのでしょうか、それとも片方向分でしょうか?
ついでに、AMDの次期IFであるHyperTransport 3.0の2.1GHzの16.8GB/sで、PCI-Express 2.0 x16の2本分(=16.0GB/s)です。Intel QuickPath interconnectの転送速度が、片方向ならば、十分に高速です。
I/O周りは、AMDのK8(Opteron)に似てきましたね。後藤氏の記事には、2wayの図しか掲載されていませんが、4wayには、どうなるのでしょうか、さらにそれ以上の構成の場合は、どの様な組み合わせになるのでしょうか。そおちらも気になりますが、マルチプロセッサは、たぶん、2008年には出荷されないでしょうから、それは、またの機会ですかね。Opteronぽくなるのでしょうか。
閉めの一文は、ちょっと驚きました。CPUが、一人だけ速くなりすぎている現状を示しているように感じがします。そうなると、後藤氏が最近指摘しているメモリも速くならなければ、トータルでの性能向上が望めません。
果たして、将来のPCは、どういった構成になるのでしょうか。
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