Symbianは、ARMのマルチコアをサポートしたOSを2010年に出荷するようです。携帯も、マルチコアの波が押し寄せました。
ですが、処理が非常に改善するようには思えません。ビデオ周りや動画エンコードなどは、専用のチップが搭載すれば問題なさそうですし、携帯に重い処理をすることは、まれなような気がしなくもありません。
とは言っても、省電力を維持しながら、性能を上げるには、マルチコア化するのが最も手軽で有る事は、PCのCPUでも実証済みです。
しかし、気になるのは、それだけではありません。Symbianが、2010年にOSを出荷することです。2010年には、Intelから、Moorestownが出荷されているでしょうし、AMDからBobcatも出ています。
そうなると、Symbianが、マルチコアをサポートするころには、Windowsや、Mac OS Xのライト版が、x86で出ているかも知れません。Symbianの対向製品が、そのころには多く出ている可能性があります。
若干、遅いような気がしなくもありませんが、そのころのスマートフォン市場のパワーバランスは、どうなっているかさっぱり予測できないので、もしかすると、違う方向性が必要なのかも知れません。
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